良いメガネ屋って・・・? その4
最近、大手チェーン店を中心に「どんなレンズでも均一価格」のような販売方法が流行しています。
店内、全品○○円!と表示されていたら、予算を組むのに安心ですね。
何十種類の中からどのレンズを選んでも、○○円!だったら、得した気持ちになりますね。
そういう意味では、良いメガネ屋と言えるかも知れません。
本当にそう?と、へそ曲がりな私は考えてしまいます。
店内、全品○○円・・・ということは、その価格のものしかないということですから、それより良いものも安いものも選ぶことが出来ないということです。
現代の価値感もライフスタイルも多様化したこの時代に、です。
例えば、あなたが新婦の父親として出席する結婚式に、家庭菜園で土いじりをするメガネを掛けて行きますか?その逆はありますか?
それらのお店では、「対応出来るさまざまな種類のメガネを揃えています」と言うことでしょう。
でも○○円と決まっていたら、その価値のものしかないのです。
どのレンズでも追加金額はないそうです。
それぞれのレンズで価格が違うはずなのに、です。
同じフレームを選んでも、レンズによって得する人とそうでない人が出てくるんですね?不公平な話ですね?
出来るんだったら、すべての人に最高のレンズを入れてあげればいいのに、と思います。
「あなたには、その最高のレンズは必要ないです」と言うなら安くしてくれればいいのに。
でもそれは、ないんですね。均一価格ですから・・・。
ということで私は、この手法を真似る気にはなりません。
続く・・・