Staffひとことブログ

セルフレームの鼻のとこの話

セルフレームをお選びいただく際に留意していただきたい事があります。
鼻の所のフィットの事。

最近は、メタルフレームのようなパッド付きのセルフレームも多くなってきましたが、主流は固定のものです。ただ、その鼻あて部も形や大きさは様々です。

流通先によって『ヨーロピアンフィッティング』と『アジアンフィッティング』があります。

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『ヨーロピアンフィッティング』 鼻幅が広く、鼻あての大きさも小さく、厚みも薄くなっています。
写真の商品は、海外ブランドの正規品ですが、その他にも平行輸入品や海外旅行先で購入すると、このタイプが多いです。
よく「私は鼻が低いから・・・(^^;)」と謙遜なさる方もみえますが、いえいえ(ヾ(´・ω・`)メガネは鼻の高さで掛けるものではありません。
欧米人は、鼻がデッカイんです。顔も新幹線だし。
これを鼻が小さい「平たい顔族」が掛けると・・・鼻で掛けるのでなく頬で支えたり、目と近すぎてまつ毛が触ったりと掛け心地が良くありません。

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『アジアンフィッティング』 鼻幅が狭く、鼻あての盛りが厚くなっています。また、上のようにメタルフレームのような鼻パッド付きも増えてきました。日本製はもちろん海外製でも「平たい顔族」向けの商品は、こちらが多いです。
これを鼻の大きな人が掛けると・・・メガネが顔の上の方に上がってしまいます。
また、眼との距離が離れがちなので、頂点間距離が適正かのチェックが必要です。

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もし後から何とかしたい場合はどうするか。
上のシリコン製の鼻形調整材が簡単です。ただ、シール状なので耐久性がないのが弱点。
下のようなパッドの足を後から取り付ける方法や鼻盛材で鼻盛りを大きくする方法などありますが、時間とお金が掛かります。

やはり、フレームを選ばれる時に「似合う」「カッコいい」などを探すとともに鼻のとこも意識していただけると良いと思います。
素敵なメガネとの出会いがありますように(=゚ω゚)ノ


20.1.8